軍師が聞く!頂上対決

「軍師が聞く!頂上対決」 2011/01月 Part2

平成23年01月07日 金曜日
ニコニコ動画版はコチラ
殿、あけましておめでとうございます!
本年も戦国大戦をよろしくお願いいたします!
拙者は今年も、迅速・確実をモットーにホットな情報をお届けいたしますぞお!

軍師:
さて、新年最初の頂上解説は、年末のベストバウトをセレクトいたしました。
ただ……新年早々ゆえ、ゲスト解説者を呼ぶのに苦労いたしました。
戦に明け暮れた昨年の疲れか、
名将はみんな寝正月を決め込んでいるようで……
なので、いまひとつ……なんというか……
信勝:
さっさと紹介していただけませんか?
軍師:
……今回のゲスト解説者は、織田信勝殿でござる。
信勝:
少しテンションが低すぎるのでは……?
軍師:
そ、そんなことはないでござる。
ただ、今からでもせめて土田御前殿に代わっていただくわけには……
信勝:
フッ、そんなわけにはいきませんね。
今回の解説は、私の知識・戦術眼・華麗な語り口を
皆に知ってもらういい機会ですから。
そうでしょう?
軍師:
今回は、「たつを軍 VS のりのり太朗軍」の合戦でござるな。
信勝:
フッ、無視と来ましたか……
まあいいでしょう。
解説が終わるころには、あなたも私の智謀の前にひれ伏し……
軍師:
デッキ構成は、“たつを軍”が織田信長を中心とした5枚デッキ、
“のりのり太朗軍”が信玄を中心とした4枚デッキでござる。
信勝:
くっ、今度は食い気味で発言ですか。
いいでしょう、あなたのその挑戦。
受けて立ちますよ……!
軍師:
ぶつぶつ言っていないで、早速ポイント1の解説に移るでござるよ!
信勝:
ええっ! もう!?

【ポイント1】
騎馬に対して鉄砲を撃たない

信勝:
さて、まずは最初のポイントを説明しましょうか。
開幕直後、“たつを軍”の兄・信長と佐久間の鉄砲の照準が
信玄を捉えますが……
軍師:
信玄に対して、なかなか鉄砲を撃ちませんでしたな。
信勝:
まあ、兄上の決断力のなさが、こうさせてしまったのでしょうね。
軍師:
い、いや……それは違うと思うでござる。
騎馬隊は移動速度が速く、鉄砲を回避されやすいので
無駄撃ちを避けたのだと思いますが……
信勝:
ま、まあ少しは勉強しているじゃないですか……
そうです、そのとおり。
照準が出るとつい、鉄砲を撃ちたくなるものですが
“たつを軍”はよく我慢していますね。
軍師:
ほ、本当にわかっていたのでござるか……?
信勝:
当然でしょう。
他には……そうですね、96カウントの動きもいいですね。
鉄砲隊は、槍足軽など機動力のない部隊に
狙いを定めて撃つ
のが有効です。
軍師:
ふむふむ。では、騎馬隊に対してはどう狙えばよいでござるか?
信勝:
それは無理なんじゃないですか?
軍師:
そ、そんな馬鹿な!
拙者は、騎馬隊は突撃した直後に隙ができるので
そのタイミングで狙えばよいと思うでござる。
信勝:
ま、まあそういう考え方もありますね……
軍師:
くっ、とんでもない男をゲストに呼んでしまったでござる!
鉄砲を撃つタイミングを
見極めるでござる!

【ポイント2】
信玄を使って戦線を上げる

軍師:
“のりのり太朗軍”は68カウントで大筒を獲られた後、
敵城に向かって戦線を上げていきますが……
信勝:
なぜすぐに「風林火山」を使わないのでしょうね?
士気がたまったらすぐに、バーンと!
使っちゃえばいいのに!
軍師:
化けの皮がはがれる速度が、尋常ではないでござるな……
“のりのり太朗軍”は戦線を上げ、さらに4部隊そろったところで
「風林火山」を使っているでござる。
信勝:
あ、ああ。そういうことでしたか……
軍師:
……わかっていないようなので解説するでござるが……
「風林火山」は計略必要士気が9と重い分、その効果が高く、
計略使用時には範囲内に全部隊を入れて
効果を最大限に活かしたい
ところ。
ここでは、上手く戦線を上げて敵城付近で、全部隊を範囲に入れて
計略を使用した“のりのり太朗軍”の上手さが光っているでござる!
信勝:
そう長々と解説しなくても……
私には全部、わかっていますよ。
軍師:
こいつ……いいかげんにするでござる……
部隊が撤退しないように
うまく戦線を上げるでござる!

【ポイント3】
攻城している部隊に弓を撃って
攻城を遅らせる

軍師:
11カウントにのりのり太朗軍の小幡昌盛が城門にたどりつきますが、
“たつを軍”の溝口がすぐに小幡に対して弓を撃てる位置に
移動しているでござるな。
その後「退き佐久間」を使って城に戻った部隊で間一髪、
小幡の攻城を止める形となったでござる。
信勝:
そんなことより、
溝口は敵城前にいる敵部隊を撃つべきだったと思いますね。
ここで一気に落城を狙うべきです!
軍師:
ほ、本気でござるか?
もし、ここで溝口が小幡に弓を撃っていなかったら、確実に攻城が入って
きわどい勝負になっていたでござるよ!
信勝:
ええと、それはつまり……
軍師:
弓足軽は、敵部隊に攻城されているときに
弓を撃つことにより敵の攻城速度を遅くすることができます。

これはデッキに弓足軽を入れたとき、ぜひ試して欲しいでござるよ!
信勝:
ああ、そういうことでしたか。
そっちの話だったのですね。
軍師:
信勝殿、実は何もわかっていないのでは……?
信勝:
そ、そんなわけはないでしょう!
軍師:
いや、これまでの解説があまりにズボラすぎるでござるよ!
信勝:
う、うるさい……
軍師:
え!?
信勝:
うるさーい、うるさいっ!
お前に何がわかる!
正月早々、いきなりゲストに呼ばれて、頂上の解説などできるものかっ!
軍師:
な、何という逆ギレっぷり!
攻めにも守りは必要でござる!

■解説を終えて……

軍師:
いやあ、今回もいい勝負でござったな。
それに兄の信長殿も、大活躍でしたな!
信勝:
まあ兄上は、人に使われて光るタイプということかな。
軍師:
いや、そういうゲームですので……
信勝:
それより、私の解説を褒めろ!
軍師:
あ、あの解説で褒めろと!?

■今週のおまけ

軍師:
ふう、色々ありましたが何とか終わりましたな。
信勝殿、どうもありがとうございました。
帰り道、お気をつけて!
信勝:
ああ、あなたもご苦労様でした。
さあて、実家で余ったもちでもたべようかな。
お雑煮にするかな? それとも砂糖しょうゆがいいかも……
……って、ちょっと待てーい!
軍師:
ま、まさか一人ノリつっこみするとは!
信勝:
前回、信玄殿と色々話してただろ!
ああいうの! なんていうか、ああいうの私にはないのか!
軍師:
お、恐るべきボキャブラリーの少なさでござるな……
信勝:
何か私に聞きたいことがあるはずだ!
軍師:
とはいっても……兄の信長殿と不仲なのは知っていますし……
他にとりたてて……
信勝:
くっ……使えない軍師だ!
いいか、次回までにもっと私のことを勉強しておけ!
次までの宿題にしておく! わかったな!
軍師:
再び信勝殿がゲストになることは、ないと思うでござるが……