軍師が聞く!頂上対決

「軍師が聞く!頂上対決」 2011/05月 Part11

平成23年05月27日 金曜日
ニコニコ動画版はコチラ
さて、頂上解説の時間がやってまいりましたが……
今回、かなり恐ろしいゲストが来るということで
拙者もビビッているでござる。
今週のゲストは……「美濃の蝮」こと斎藤道三殿でござる!



斎藤道三:
蝮の毒をくらうがよい!!
軍師:
ぐあああ〜〜!!
い、いきなりなぜ!?
斎藤道三:
ふはは。挨拶代わりの、ほんの冗談ではないか。
軍師:
じ、冗談でござったか……
道三殿、意外とお茶目でござるな。
斎藤道三:
ふふふ。冗談を言うのも、意外と嫌いではないのだ。
我も関西人であるからな……
軍師:
そういえば、京都出身でござったな。
しかし、関西弁は使わないのでござるか?
斎藤道三:
使わぬな。
関西弁を使ってしまうと、我がこれまで築いてきたイメージが……
軍師:
ええ。
斎藤道三:
崩れてまうやん。
軍師:
い、言ってるそばから使っているでござるっ!!
斎藤道三:
ふふ、良いツッコミであった。
おぬしも、嫌いなほうではないな……?
軍師:
ま、まあそうでござるが……
意外な展開に、戸惑うばかりでござる。
斎藤道三:
さて、いいかげん本題に入るか……
今回は、「アルピナ軍 VS 日日日軍」の戦いであるな。
軍師:
“アルピナ軍”が山県昌景を中心とした5枚デッキ
“日日日軍”が虎御前を中心とした7枚デッキでござるな。
斎藤道三:
なかなか、興味深い対戦であるな。
では、解説を始めるといたそうか。

【ポイント1】
お田鶴の弓で山県を狙う

斎藤道三:
さて、最初のポイントであるが……
“日日日軍”は試合の要所要所(76カウント、25カウント、6カウント)で
お田鶴の方の計略「三色八重散椿」を使った際に
その弓でしっかりと山県昌景を攻撃しておる。
軍師:
“確かに……
山県殿のハートを射止めたいのでござるかな?
斎藤道三:
天使の矢かっ!(バシッ!!)
軍師:
ぐあっ! 道三殿のツッコミはきくでござる……
斎藤道三:
ふふふ。我も関西人であるからな、ツッコミの一つや二つ体得しておる。
どうやら、キレは失っていなかったようであるな。
軍師:
少し、痛すぎる気も……
斎藤道三:
さて、話を戻すと……
山県を狙う理由は言わずもがな。
奴こそが、“アルピナ軍”の主力部隊であるからだな。
軍師:
攻撃したい部隊をしっかりと狙っているわけでござるな。
さすがでござる!
斎藤道三:
弓は、鉄砲よりも敵部隊を狙いやすい。
冷静に、攻撃したい部隊をしっかりと狙うことが重要である。
一方の“アルピナ軍”も、76カウントでは
他の部隊でお田鶴の方に近づいて
しっかりと弓の妨害を止めておる。
軍師:
これならば、主力の山県も自由に動くことができるわけでござるな!
斎藤道三:
うむ。こういった動きは、意外と難しいものだ。
このようなフォローができるようになると、
上級プレイヤーの仲間入りといえよう。
弓足軽のターゲットの
取り方をマスターせよ!

【ポイント2】
山県が計略を使う前に槍をしっかりと消す

斎藤道三:
次のポイントであるが……
“アルピナ軍”は山県の「真紅の荒獅子」を使用する前に
敵軍の槍をしっかり消してから、計略を使って敵部隊に突撃しておる。
これは、なかなか見事な動きである。
軍師:
計略使用中に、迎撃されると大ダメージをくらいますからな。
斎藤道三:
うむ。速度上昇系の計略を使うときは、しっかりと槍が消えている状態か
確認してから、突撃すべきであるな。
軍師:
ただ、それがなかなか難しいと思うのでござるが……
斎藤道三:
うむ。確かに慣れは必要であろう。
槍が消えているかどうかは、
メインマップでもミニマップでも確認できる。
自身が確認しやすい方を見て、判断するがよい。
軍師:
メインマップでは、槍アイコンに斜線が入っているとき
ミニマップでは、火花が散っているときに槍が消えているのでござるな。
斎藤道三:
そのとおり。
ただ、判断に迷うと槍は復活してしまう。
騎馬で突撃するときは、慎重かつ大胆に行くべし!
これすなわち、恋愛の極意と一緒である。
軍師:
な、なんと!
道三殿の口から、そのような言葉が出てくるとは……!
斎藤道三:
ふふふ……
女心もつかめぬようでは、一国一城の主にはなれぬからな。
軍師:
し、渋い!
惚れてしまいそうでござるぅ!!
突撃は恋愛同様、
慎重かつ大胆にゆくべし!

【ポイント3】
残り20カウントからのアルピナ軍の判断

斎藤道三:
さて、これが最後であるが……
残り20カウント、虎口に入られてからの“アルピナ軍”の判断は見事であった。
軍師:
ええと……
なんだか色々起こりすぎていて、よくわからないでござる!
斎藤道三:
しようのない奴よ……
では、一つずつ整理していくとするか。
まず、出浦の動きに注目せよ。
軍師:
大筒付近にいましたが、計略を使って城に戻りましたな。
斎藤道三:
左様。大筒の残りカウントが少なく、守りたくなる状況ではあったが
ここで相手に城門攻城を許すと、苦しくなってしまう。
城門を守らせる、という判断は良かった。
軍師:
しかし、大筒の守りが薄くなってしまうゆえに
リスキーな策のような気もするでござる。
斎藤道三:
そこで、山県の動きに注目するのだ。
軍師:
敵城門へと向かっていっているでござるな。
斎藤道三:
うむ。山県が城門へ向かったことで、
“日日日軍”の山浦は山県への攻撃に向かった。
このおかげで、“アルピナ軍”は大筒を奪えたわけだ。
軍師:
瞬時の判断が、勝敗に直結するわけでござるな!
斎藤道三:
そのとおり。これは、合戦だけの話ではない。
長い人生、幾多の決断を迫られる。
そこで正しい決断を下したものが、
勝者となれるのだ!
軍師:
勉強になるでござる!
斎藤道三:
……まあ、この道三は最後に判断ミスをしたのだが。
まさか、義龍が謀反を起こすとは……
軍師:
ま、まさかの自虐ネタでござるか!
試合終盤の一瞬の判断が、
勝敗を分けるのだ!

■解説を終えて……
軍師:
道三殿、本日はご苦労様でござった。
拙者、始まる前はかなり恐れていたのでござるが……
まさか、道三殿がこんなに親しみやすい人だとは思っていなかったでござる!
斎藤道三:
ふふ。印象が変わったか?
軍師:
それはもう。360度変わったでござる!
斎藤道三:
1周してどうする!
それを言うなら180度であろうがっ!(バシッ!!)
軍師:
ぐああ!! や、やはり道三殿のツッコミはきくでござる。
お、おや……?
斎藤道三:
どうかしたか?
軍師:
ま、まさか道三殿! その右手は……
斎藤道三:
無論、毒手である。
軍師:
と、ということは拙者は……
斎藤道三:
うむ。蝮の毒をくらってしまったようだな。
軍師:
そ、それは洒落にならないでござる……!い、意識が……

■今週のおまけ
軍師:
ふう……危なかったでござる。
たまたま血清を持っていたおかげで、命拾いしたでござる。
斎藤道三:
血清なんぞをたまたま、持っているわけなかろうがっ!
軍師:
も、もうツッコミは勘弁でござる!
斎藤道三:
致し方あるまい……
では右手の代わりに、首に巻いている大蛇で……
軍師:
大惨事になるでござるよ!
……ところで道三殿は、美濃の国主になる前は
京で油売りをしておったとか?
斎藤道三:
うむ。油問屋の娘を娶って、商売に精を出しておったわ。
軍師:
け、結婚までしておったのでござるか!
その後、美濃に行きそこでも結婚したのでござろう?
なんと、うらやま……いや、けしからんでござる!!
斎藤道三:
致し方あるまい。
我ほどの男になると、一人や二人では満足できぬのだ!!
軍師:
な、なんと! ただの開き直りの台詞が、妙にかっこいいでござる!
生涯で一度くらい、そんな台詞を言ってみたいでござる!
斎藤道三:
おぬしは、女性関係で失敗続きのようであるな?
軍師:
じ、実はそうでござる……
最近は、女性ゲストも一向に来ず……
斎藤道三:
ふむ……
軍師:
そ、そういえば!
道三殿には、美しいお子様がおられるはず!
ぜひ、次回のゲストに……!
斎藤道三:
それは、義龍のことかな?
軍師:
そ、そんな馬鹿な!!
斎藤道三:
冗談はさておき……
まあ、検討してもよかろう。
軍師:
ぜ、ぜひお願いするでござるぅ!