軍師が聞く!頂上対決

もう一つの頂上決戦!軍師が選ぶベストバウト 2011/07月 Part8

平成23年07月11日 月曜日
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殿、頂上解説の時間がやってまいりましたぞ!
今回も頂上に上がっていない合戦からベストバウトを選びました!

鬼小島ショックから早や2週間……
今週は、まともなゲストが来てくれるとありがたいのでござるが……
足利義輝:
余が足利幕府第13代将軍・足利義輝である……!
軍師:
おおう、将軍様自ら!
この頂上解説も、ついにここまで……!
足利義輝:
将軍として、これまでの解説者との格の違いを見せつけてやろうぞ。
軍師:
さすがは将軍様、頼りにしておりますぞ!
今回は「KID徳文†軍 VS ☆稲垣早希☆軍」の戦いでござる。
足利義輝:
“KID徳文†軍”が織田信長を中心とした5枚デッキ
“☆稲垣早希☆軍”が三好長慶を中心とした5枚デッキ、か……
軍師:
“KID徳文†軍”は計略「天下布武」を中心に、
一方の“☆稲垣早希☆軍”は三好長慶の「混沌の匣」から火牛を狙っていくデッキでござるな。
足利義輝:
ぬう……うぬぬ……!
軍師:
ど、どうかしたでござるか?
足利義輝:
おのれ三好ぃ!!!
軍師:
い、いきなり何でござるか!?
足利義輝:
はぁ、はぁ……
すまぬ……つい三好長慶への個人的な感情が……
軍師:
そ、そういうのは抜きにして解説してくだされ!
足利義輝:
そんなことは百も承知よ……
余は、足利将軍だぞ!
軍師:
な、なにか不安になってきたでござる……

【ポイント1】
KID徳文†軍の大筒を奪う立ち回り

足利義輝:
さて、まず最初のポイントである。
開幕から、“KID徳文†軍”が大筒を奪うまでの立ち回りに注目せよ。
軍師:
……別段、気になるところはありませぬが。
足利義輝:
……今、なんと?
軍師:
ですので、特に気になるところは見当たらず……
足利義輝:
ま、まさか……余はいきなり、ポイントを間違えてしまったというのか!?
軍師:
い、いえ……これはあくまで、拙者の見解で……
足利義輝:
うぬぬ……ば、幕府もここまでか……!!
軍師:
いやいや! 早とちりしすぎでござる!
とりあえず、解説をお願いするでござる!
足利義輝:
そこまで言うならば、一応……
“KID徳文†軍”は大筒を奪って鉄砲の弾を使い切った後に、
櫓の背後まで部隊を退けている。
軍師:
その行動で、“☆稲垣早希☆軍”に大筒を奪い返されたでござる。
足利義輝:
だが、“KID徳文†軍”にとっては、それも計算のうち……
鉄砲の弾丸回復を待つため、あえて櫓の後ろに引いたのだ。
ここなら、憎き長慶の弓矢も届かぬ。
軍師:
確かに……
弾が回復したタイミングで、見事に大筒を奪い返しているでござる!
足利義輝:
これも、大筒と弾丸回復の時間を把握しているがゆえ。
それゆえに、一度相手に大筒をとらせるという大胆な行動も可能になったのだ!
軍師:
な、なるほど……拙者の目では、見抜けなかったでござる!
さすがでござる!
足利義輝:
余が、足利将軍だ!!
軍師:
意外と、調子に乗りやすい性格でござるな……
大筒のカウントを体で覚えよ!

【ポイント2】
「混沌の匣」を避ける秀吉の動き

足利義輝:
さて、次のポイントだが……
ここまでの戦いで、気になっている箇所はないか?
軍師:
そういえば、“KID徳文†軍”の羽柴秀吉の伏兵が、
40カウント経過してもいまだに解除されていない
でござる。
足利義輝:
そのとおり。
おそらく、開幕で“☆稲垣早希☆軍”の里美に踏ませようとしていたのであろうが……
軍師:
美女に踏まれるのは男の夢でござるからな……
足利義輝:
その目論見は外れ、伏兵のまま戦場をうろつく羽目になっておる。
軍師:
見ていて、悲しくなってくるでござる!
足利義輝:
こうなってしまえば、誰にでもいいから踏まれたいところ。
軍師:
字面だけ見ると、変態の所業でござるな……
足利義輝:
しかし、“KID徳文†軍”は秀吉を諦めずに動かし続けた。
軍師:
よほど、里美様に執着しているのでござるな。
さすがは、秀吉殿でござる。
足利義輝:
おぬしは、その発想しかないのか……
そうではなく、最大限の効果を得るために粘り強く動かしておるのだ!
その証拠に、三好長慶と並行して動き、計略範囲内には決して入っておらぬ。
軍師:
ほうほう、なるほど……
足利義輝:
そして、「天下布武」の計略効果も得たところで、
見事に伏兵を踏ましている。

この粘りこそ、全国ランク上位の猛者たるゆえん!
軍師:
諦めなければ、最大限の効果を得られるのでござるな!
足利義輝:
そのとおり。
諦めなければ、伏兵も踏まれる。
諦めなければ、足利幕府も必ずよみがえる!!
軍師:
それは関係ない気が……
諦めずに
敵計略の対応法を考えるのだ!

【ポイント3】
火牛を撃つタイミング

足利義輝:
さて、これが最後のポイントである。
“☆稲垣早希☆軍”が小畠の「火牛の計」を使用するタイミングだが……
軍師:
57、29カウントの2回、「混沌の匣」の陣形内に入っている敵に使用しているでござるな。
足利義輝:
知ってのとおり、三好長慶の「混沌の匣」は敵の統率を下げる陣形。
あの男らしい、なんともいやらしい計略よ……
軍師:
よほど、長慶殿にいやな目にあわされたのでござるな……
足利義輝:
何を隠そう、余もあの計略の犠牲者。
軍師:
ええっ!
足利義輝:
かつて二桁あった統率が、たったの4まで下げられてしまったのだ。
軍師:
い、いや……元々4しかないのでは……?
足利義輝:
だまらっしゃい!!
余は征夷大将軍であるぞ!!!
軍師:
ヒ、ヒステリック!
足利義輝:
“☆稲垣早希☆軍”の凄いところは、ただ敵の統率を下げて計略を使うだけでなく……
相手の鉄砲が発射される瞬間に火牛を使うことで、敵から受けるダメージを防ぎ、なおかつ射撃を1回分消費させている。
計略効果を、まさに最大限発揮させているのだ!
軍師:
むう、すさまじいでござるな……!
足利義輝:
ちなみに、火牛を使い騎馬の突撃を無効にすることもできる。
敵が何かのアクションを起こす、その刹那を狙うのが上級者であるな。
計略の効果を
余すところなく使い切るのだ!

■解説を終えて……

軍師:
さすがは将軍様。
実に的確な解説でござったぞ。
足利義輝:
余は足利将軍であるからな。
この程度は、造作もないこと……
軍師:
ところで、将軍様はずいぶんと三好長慶にうらみがある様子。
何があったのでござるか?
足利義輝:
奴によって、余は将軍でありながら京を追われ……
何年もの間、辛酸を舐めたのだ。
軍師:
それは、苦労なさいましたな……
足利義輝:
いつかは京を取り戻す……
その一心で、余は剣の腕を磨いたのだ。
軍師:
いわば、流浪剣豪YOSHITERUでござるな。
足利義輝:
その名前、ちょっと気になる……

■今週のおまけ

足利義輝:
ところで、戦国大戦の新たなるバージョンが稼動するとか?
軍師:
さすが将軍様、お耳が早い!
戦国大戦〜1570魔王上洛す〜の稼動が近づいているでござる!
足利義輝:
魔王上洛す、とな……
読めた、読めたぞ!!
軍師:
はい?
足利義輝:
京を襲う魔王を、この剣豪将軍・義輝が正義の刃で斬る!
そういう展開であろう?
軍師:
い、いえ……残念ながら……
将軍様は、1570年にはすでに、あんさ……ぐあっ!!
足利義輝:
い、いかがした?
軍師:
突然、頭痛が……
足利義輝:
その展開、最近テレビドラマで見た気もするが……
すごく気になる! 最後まで言うのだ!
軍師:
世の中には、知らないほうがいいということもあるでござる!
足利義輝:
幕府が無事かどうかだけでも言うのだ!
軍師:
新バージョンに関しては、この楽市楽座でも情報を出すかもしれませぬ!
将軍様も、そちらをチェックしてくだされ!
足利義輝:
むう、致し方あるまい……
ならばせめて、最後に言わせてくれ。
軍師:
え? は、はあ……
足利義輝:
足利幕府よ、永遠なれ!
軍師:
なにか、すごく虚しい気分になるでござる……